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問題を解く際の注意

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宅建試験の本試験においての出題の中には、事例形式に近い問題が見受けられます。
どのような出題かと言えば、例えば、賃貸借についてその出題が見受けられます。「賃貸人Aが賃借人Bに建物を貸した。」というような出題です。

そして、賃貸借の過去問を見ると、
「賃貸人A、賃借人B」
という出題の仕方と、
「賃貸人B、賃借人A」
という出題の仕方があります。

賃貸人と賃借人のAとBが逆になっているのです。これは受験生のケアレスミスを誘って、わざと出題者は逆にしていると私は考えています。皆さん、こんなところでひっかからないで下さいね。内容(つまり知識)は理解しているのに、AとBを逆にして(つまり賃貸人と賃借人を逆にして)しまったがために間違えてしまうのは、非常にバカらしいです。

しかも、問題をよく見ると、肢のほうではミスをさせるために「賃貸人」「賃借人」と書かずに、「A」「B」と書いているのだと思います。
このような問題では、「A」はどのような立場なのか、「B」は何かが重要であり、そこをはっきりと認識する必要があります。

こんなのところでミスしないためにも、余白などに問題文を読みながら、「賃貸人A、賃借人B」などの略図を書いて、ミスを防止して問題にあたって下さい。
ただ単に「A」とか「B」とか書くだけですと、本試験の緊張のあまり混同しやすいです。きちんと「賃貸人A」、「賃借人B」と書くことをお薦めします。

「賃貸人A、賃借人B」の出題
平2−9、平5−11、平5−12、平6−10、平8−12、 平10−11、平10−12、平11−14、平13−13、 平14−13、平15−13

「賃貸人B、賃借人A」の出題
平3−12、平3−13、平6−12、平7−7、平8−13、 平9−11、平10−6、平11−13、平12−11、平12−12、平13−9、平13−12、平15−11

平成8年などは、逆にした問題が並んで出題されています。これは、逆にした問題をわざと並べることによって、受験生のケアレスミスを誘っているのは明らかだと思います。



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