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宅建過去問

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★初学者から実力養成期の方★


 初学者の方の中には、「早いうちから過去問をやってもしょうがない」と思っている方がいらっしゃるかも知れません。もっと実力をつけてから、と思っているのかもしれません。

 でも、私はそれは違うと思います。私は、勉強したところから、少しずつ過去問を解いていくほうがよいと思っています。早いうちから実際の過去問にふれることによって、本試験ではどのように出題されるかがわかるからです。それに、ただ覚えるだけの勉強は単調ですから、それにアクセントをつける意味でもなるべく早い段階から解いていくことをお薦めします。そして、過去問を解いて、間違えた箇所を一つずつ覚えていけばいいのです。

 ですから、この時期に使用する過去問としては、分野別になっているものがよいと思います。分野別の過去問であれば、勉強したところから、順々に解いていくことが出来ますし、同じような問題が数題続くわけですから、そのうち覚えてしまう可能性もあるからです。

■お薦め分野別過去問集です。
「出る順宅建シリーズ」は、私も使っていました。わかりやすくて実力UPに最適だと思います。
2014年版出る順宅建 ウォーク問過去問題集 1 権利関係 (出る順宅建シリーズ)
2014年版出る順宅建 ウォーク問過去問題集 2 宅建業法 (出る順宅建シリーズ)
2014年版出る順宅建 ウォーク問過去問題集 3 法令上の制限・税・その他 (出る順宅建シリーズ)

過去20年ぐらいの問題から、出題されそうでかつ重要な問題をPickUpしています。


★実力者・試験直前期★


 私は、実力者の方であっても、直前期以外は基本的には分野別の過去問集を使用するのがいいと思っています。ただ、分野別過去問集は、同じような問題が数問続きます。分野別ですから当然ですね。

 しかし、本試験ではそんなことはありません。となりの問題は間違いなく、違う分野の問題です。同じ民法の問題であっても、同じ分野から2問連続で出題されることは考えにくいです。つまり、何が言いたいかと言いますと、分野別の過去問は本試験の過去問と出題の仕方が違うので、本試験の出題の仕方(つまり、違う分野の問題がとなりにはあるということ)に慣れる必要があるということです。

 そこで、直前期には、分野別ではなく、年度別の過去問を使うことをお薦めします。もう何度も解いた問題だ、とおっしゃるかも知れません。それでもかまわないと思います。時間を計って一年づつ解いていくことがいいと思います。何度繰り返したとしても、それだけ記憶の定着が増すわけですから。

 このとき、もうすでに何度も解いている問題ですから、2時間かからずに解けると思います。ここで気をつけましょう。それは何度も解いている問題だからです。逆に言えば、何度も解いている過去問にもかからわず、2時間ギリギリな場合には、勉強が足らないのではないかと思います。自信を持つのはいいですが、過信や油断には気をつけましょう。

■お薦め年度別過去問集です。
年度別過去問集のいいところは、模試のようにして利用できるところです。実力がついてきた後、また直前期などに利用するとよいのではないかと思います。
パーフェクト宅建 過去問10年間〈平成26年版〉 (パーフェクト宅建シリーズ)
2014年版 うかるぞ宅建 これっきり過去問 (うかるぞシリーズ)



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