「これで宅建合格」のトップページ平成24年過去問>第35問

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解答




【 解説 】

◆ア
その通りです。A社がBから報酬の全額を受領すれば、C社はDから報酬を受領できません。

よってアは正しいです。


◆イ
その通りです。310万円から土地代金100万円を差し引きます。つまり消費税込の建物の代金が210万円。そこから消費税を抜くと200万円。消費税抜きの土地建物の代金は300万円となります。そして速算法にしたがって計算すると、
300万円×4%=2万円=14万円
消費税課税事業者なので、
14万円×1.05=14万7,000円
売買の代理なので、速算法で計算した結果の2倍以内まで受領できます。
14万7.000円×2=29万4.000円
したがって、A社はBから、少なくとも14万7,000円を上限とする報酬を受領することができます。

よってイは正しいです。


◆ウ
310万円から土地代金100万円を差し引きます。つまり消費税込の建物の代金が210万円。そこから消費税を抜くと200万円。消費税抜きの土地建物の代金は300万円となります。そして速算法にしたがって計算すると、
300万円×4%=2万円=14万円
消費税課税事業者なので、
14万円×1.05=14万7,000円
C社は媒介の依頼なので、受領できる報酬は14万7,000円です。

よってウは誤っています。


◆エ
宅建業者は、依頼人の特別の依頼によるものでなければ、広告料金を受領することはできません。

よってエは誤っています。


以上より正しいのはアとイであり、正解は1です。



【 解き方 】
報酬に関する計算が必要な問題です。苦手な受験生が多いと思います。過去問などを利用しながら慣れておくとよいでしょう。



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